円錐角膜の人でも手術可能
会社のAさんが、最近目の病気で悩んでいます。それは、円錐角膜というあまり聞いたことがない病気のようです。
円錐角膜というものは、角膜が薄くなり、角膜の中心部が円錐状に突出してくるため、角膜の円錐が正常範囲を超え小さくなるそうです。
この円錐角膜になると、ものが変型して見えます。
そして、二重に見えたりもするのです。
他には、夏の日差しでもないのに、眩しく見えてしまうようですね。ただ、この病気は、1000人に一人という病気で、思春期に発見されるようです。
円錐角膜の度合いは人により様々で、数ヶ月の間に進行するということもあれば、何年もかけて進行するということもあります。
症状が進行するにつれ、近視や不正乱視(めがねやコンタクトでは矯正できない乱視)が強くでてくることもあるのです。
そして、多くのケースでは、30歳前後で進行も止まると言われていますが、最悪の場合は、角膜移植が必要になるケースもあると言いますよ。
ところで、そのAさんが、レーシック手術をしたいと希望しているのです。
早速、近くの専門のクリニックに行きましたが、適応検査の結果レーシックが不可能だと判断がされました。
いったいどうしてなんでしょうか?
実は、円錐角膜は、角膜が部分的に薄くなることで、その薄くて弱い部分が前の方に出てくるという進行性の病気になりますので、ある程度、角膜の厚みが必要なレーシック手術は無理ということなのです。
しかし、まだ視力回復ができる方法があります。
「イントラ角膜リング」という治療法があるのです。
イントラ角膜リングとは、直径5~7mmの大きさの半円から弓状のリングを角膜に挿入することにより、角膜の形を変えるのです。
それで近視や乱視の治療するという手術です。
でも、どうして、弓状のリングを入れることで、視力が回復していくのでしょうか?
円錐状に突出している角膜を、普通の状態に戻すことで、屈折した異常な状態を正常な状態に戻すからです。
こうしてイントラ角膜リングによって、円錐角膜で近視や乱視の人も、視力が回復するということです。
レーシック比較

